やりたいことが見つからない!「好き」を仕事にするために頑張ったけどうまくいかない(稼げない)……

学生さんから、将来の仕事についてのご相談が続いたので、今回は適職について書きます。

好きなことを仕事にしたい!

誰もが一度はこのように思うものですが、同時に自分の強みって何だろう?と悩んだり、そもそも好きなことで食べていけるのだろうか?と不安になったり……

重要なことなので結論を先に書きますと、好きなこと=稼げる、という図式は成り立たないことも多いです。

かといって、需要のある仕事が稼げる!のか?というと、そうでもなく薄利であることもこれまた多いです。

また、やりたい仕事に就けても必ずその中にはやりたくない仕事が存在します。




アウトプットとインプットに苦痛が伴わないことが、あなたの“強み”

適職を考える時に、「自分が提供できることは何か?」がひとつのヒントになりますが、それは即ち、アウトプットに苦痛が伴わないことです。

つまり、苦痛なくインプットできること

それがあなたの強み

しかし、そういったものは人生経験やライフステージとともに対象や関わり方が変化するものなのでずーーーっと固定されたものではありません。

「好き」を仕事にするために頑張ったのに……センスがないと言われてしまった

せっかく好きなことを仕事にしたのにうまくいかない……

これは強い挫折感の伴う悩みです。

以下、友人に聞いた話しをもとに職種等を変えて実例をご紹介しましょう。

私の友人・智子さん(仮名)は、ボディセラピストに成りたての友人Aから「練習台になって!」と頼まれました。

しかし、施術が妙に痛くて(……もしかしてヘタなのかな……)と思ったそうです。

2回目以降は「痛いからもういいよ」と言って断りましたが、「代謝が良くなってやせるかも」という言葉に、つい(?)練習台になっていたという智子さん。

ついつい練習台になってしばらくしてから、セラピストAさんが落ち込みながらこう打ち明けてきました。

「実はね、恩師に“あなたはセンスがない”って言われちゃった……」

(う、うん……同じことを思ってた……)←智子さん心の声。

活躍の場所を変えてみたら成功!

セラピストAさんはものすごい努力家で勉強家。

継続は力なり。を体現しているようなAさんでしたが、どうにもこうにも、センスの壁はなかなか越えられなかったようです。

ところが、今では“講座の先生”として活躍しているのだとか!

施術のセンスがなくとも、広く深く身につけた知識と、あちこちで汗と涙を流しながら得た経験を「講座の先生」として活かすことに成功したのでした。

もしも、あなたが誰かに「センス(才能)がない」と言われたとして……

努力し続ける情熱があるならば、「好き」を捨てきれないならば、意外なところに道が開けたりするかもしれません。場所を変えることも考えてみましょう。

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上記に紹介した例は、「自分の強みがよく分からなくなってしまった」というケースです。過去には確かに強みだったことが、今現在は強みだと思えなくなった、ということもあります。

好きなことを仕事にしたいけど、好きがよくわからない人は「嫌いじゃない」程度の熱量からスタートしてみる

苦痛なくインプットできるものというと、いわゆる「好きなもの」「好きなこと」「好きな状態」「好きな環境」……そういったキーワードが挙げられると思いますが、「好き」でなくても良いのです。

「寝る時間も惜しんで」「毎日それについて努力できる」などということを連想しがちですが、そんなにハードルを上げる必要はありません。

うっすら好き、ほんのり好き、なんとなく好き

そんな好きでも充分です。

好きなことなんてないよ、という人は「まぁ、別に苦手じゃないな」ということを思い出して挙げてみてください。

なぜかと言うと、継続できるかどうかが重要だからです。

また、「自分ではできて当然のこと」こそが強みである場合もあるんです。

もともと、野球が楽しいと思うからこそ野球部に入部しますよね。もっと速く走るために毎日毎日走り、もっと速く投げるために毎日毎日投げます。ただ走ったり投げたりするのではなく、フォームを変えたり、そのために鍛える筋肉を変えたり、道具を見直したりもするでしょう。

【結論】
試行錯誤しながら継続できるかどうか?

これが最も重要なのです。

好きな物事との“関わり方”を考える

好きな物事がある!という方は「ソレのどこが好きか?何が好きか?」を挙げてみてください。

例えば、ケーキが大好きな人は、ケーキの何が好きなのでしょうか?

食べるのが好き⇒食べ歩きブログ発信、スイーツ評論家など
見た目が好き⇒フードコーディネーター、スイーツアクセサリー制作など
作るのが好き⇒パティシエ、自宅料理教室など
贈るのが好き⇒ショップ、提案、プロデュースなど

「ソレのどこが好きか?何が好きか?」によって、関わり方が違ってくることもあります。

とりあえず行動!事前調査はほどほどに

ケーキを食べたい!と思った場合、あまり深く考えずにとりあえず一歩行動するべきです。

「よし、ケーキを買いに出掛けるぞ。どこのケーキ屋が美味しいか調べなきゃ。これからシャワーして、化粧して、着替えて……」と、きちんと準備をしようと思うと面倒くさくなります。

大抵の場合、ケーキが好きならばどこのケーキ屋が美味しいか、すでに知っているはずです。

なぜなら、ある程度の情報は日常的にインプットしているからです。

苦痛なくインプットできる、ということは、すでに時間を費やしているということ。

「でも、せっかくなら旬の情報を押さえたい」という場合はせめてエリアを絞るなどして、時間をかけすぎないこと。

大切なのは、完璧を目指すことではなく、ケーキを食べるために行動することだからです。

失敗することを自分に許してあげてください。

働くということは、あらゆるスキル・経験・感動の複合

他人の評価ではなく、自分で食べてみて自分で判断します。

自分で何も行動しないうちからハードルを上げてしまい、対象を遠ざけないようにしましょう。調べることは良い事ですが、調べすぎて頭でっかちになったり先案じしすぎて身動きが取れなくなってしまっては本末転倒です。

人生は、

ケーキを食べようと思って出かけたんだけど、隣りのレストランのビーフシチューがあまりにも美味しそうで、食べてみた!すごく美味しかった!ビーフシチュー作りにもハマった!

ということも多いものですからね。

「好きなもの・こと・作業・環境」が、「業種」であるとは限りません。
「得意なもの・こと・作業・環境」が、「職種」であるとは限らないのです。

働くということは、あらゆるスキル・経験・感動の複合です。何事も人生経験や環境とともに変化していくものです。

あまり型にはめすぎずに、柔軟に考えてみてくださいね。

好きなことが稼げるかどうかは、本来はまったく別の話しなのです。

私が経営者様からいただく占いコンサルタントのお仕事のなかに、スタッフの指導方法や適材適所についてのご相談があります。人材育成というのは、その人物の資質や性格によるものが大きいとは思いますが、同じくらい大きな要因に「環境」があります。

そして、人は手痛い失敗からこそ、学び成長するものです。

失敗しても良い土壌、やりなおしても良い環境が社会には必要です。

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