夫婦のあいだに【パフォーマンス】という名の潤滑油のすすめ。

甘え下手でも、口下手でも、コミュニケーションが得意でない方でも、「形」から入れるのが人間関係のパフォーマンスです。

お金もかからないし、特に何かコツがあるわけでもありませんので今すぐにできます。恥ずかしがらずに、ぜひパフォーマンスしてみましょう😄ほんのちょっとのパフォーマンスが潤滑油になります。




家庭内のパフォーマンスはルールにはせず、マナー(してもらえるとお互いが気持ちよく過ごせる)感覚で気楽に

人間関係のパフォーマンスは言葉と行動によるメッセージです。

そもそも、「私は(俺は)口下手で……」とおっしゃるそこのあなた!

キツイことを書きますが、それは『精神的にケチ』なのです。

「だって、恥ずかしくて」

それが精神的にケチなんです。恥くらいどんどんかけば良いのです。

……とはいえ、私もそうでした。

母が癌で他界した時に、

「生きているうちにしか、ありがとうや好きの気持ちは伝えられないんだ。きちんと言葉にして、素直に言えばよかった。肉体があるうちにハグすればよかった。仏壇の前で言ったんじゃ、お母さんの喜ぶ顔は見られない」

と、ものすごく後悔したんですね。

心がこもっていなくても大丈夫、とりあえずやってみる

心がこもってなかったら意味がないのではありませんか?

なるほど、心がこもっていなければ無意味だと思われるかもしれません。

ありきたりですが、例えば

✅夫婦のどちらかが出かける時、家に居る人は玄関まで見送りに行って「いってらっしゃい」をするか、むずかしかったら声に出して「いってらっしゃい」を言う(ただいまも同じ)→家族のルールにはせずマナー(してもらったら嬉しいこと)として行う

✅子どもがお母さんに乱暴な振る舞いをしたら、お父さんが「俺の奥さんになんてことするんだ!」と叱る

✅子どもがお父さん(お母さん)を軽んじる発言をしたら、お母さん(お父さん)が「お母さんはお父さんを尊敬している/信頼している/好きだから、そんなこと言って欲しくない」と伝える

✅ささいなことでも、必ずありがとうを言い合う

✅「あなたのそういうところ、好きだなぁ(思いやりがあるなぁ、勇気があるなぁ)って思うよ」と明言する

このような言動をあなたがした時、仮に心がこもっていなくても、家庭内の雰囲気は大きく変わります。

まずはあなたから実践し、パートナーがまんざらでもない雰囲気でしたら「ねぇ、今度、子どもが私に乱暴な振る舞いをしたらすかさず「俺の奥さんになんてことをするんだ!」って言ってみてくれない?」「ただいま、って言うとき、ただいま帰りましたぁ!ってカツオ(サザエさんの)っぽく言ってみてくれない?」などと提案してみましょう。

子どもは上っ面の言葉にはすぐに気づきますので、子どもがある程度の年齢ならば、むしろ

「お父さんとお母さんはお互いに甘えが出てしまって感謝の気持ちを伝えられなくなっているから、意識的にお互いを尊重しようと努力しているんだよ。応援してくれる?」

ということを伝えてもいいでしょう。

パフォーマンス=「あなたのことを軽んじていません」のメッセージ

女性社員が「この荷物、重~い!」などと言って男性社員に運ばせたりするのもパフォーマンスですか?

もちろんパフォーマンスですが、自分がラクをしたくて男性をうまく利用したのなら、趣旨が違ってきます。

あくまでも、「あなた(パートナー)のことを軽んじていませんよ。あなたのことをいつも大事に思っていますよ」のメッセージを送ろう、が今回のパフォーマンスの趣旨です。

夫婦は、「報告」よりも「シェア」を心がける

上司やプロジェクトチームにホウレンソウ(報告・連絡・相談)をマメにする、という感じですか?

配偶者は上司や部下の関係ではありません。情報と気づきのシェアをし、共に答えを探し出すパートナーです。

もちろん、転勤や諸事情で別居しているご家庭も多いですし、夫婦100組あれば100通りの関係性がありますから、シェアがむずかしい場合もあるでしょう。

例えば、「夫は子どものことに関心が無いから」と、子どもの体調の変化や学校行事について話さないでいると、ますます関心がなくなります。

まるで、「子どものことは他部署の業務だし」と言わんばかりの態度になるでしょう。

当事者意識を持ってもらうためにも、子どもに起こっていることを共有する仕掛けは必要です。

この時に、「いつも私ばっかり連絡している」「いつも俺が歩み寄っている」という不満は潔く棄ててしまってください。

情報と気づきのシェアに関しては、イニシアチブを握るべき人が握らないと先に進まないからです。

パフォーマンスは媚びやゴマすりではありません

でも、パフォーマンスがいきすぎると、わざとらしくなりますよね?

パフォーマンスは、「あなたのことを大事に思っています」のメッセージでしたね。

媚びたり、ゴマをすったりする行為のことではありません。

また、パフォーマンスによって相手を都合の良いようにコントロールすることでもありません。

もし、あなたがパートナーを頼りにならない人だと思っているなら、

「本当は、あなたを頼りたいのです。あなただから、頼りにしているのです」

と、言ってみてください。

それは、あなたが封印している本音ではありませんか?

あなたとパートナーのふたりが生きているあいだでなければ、伝えられないし受け取れないのですよ。

もちろん、魂だけの存在になっても思いは伝わるでしょうが、やはり、お互いに生きているあいだに言ってあげたいし言われたい言葉があるはずです。

肉体には、時間の制約があるのです。

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