髑髏(ドクロ)好きの経営者からターゲットとコンセプトの相性を考える

髑髏(ドクロ)と乳幼児はミスマッチすぎる

こんにちは。保志です。

子どもが赤ちゃんだったころの話しです。

ママ友とランチするお店は、キッズスペースやオムツ交換台がある飲食店を選びました。ある時のこと、キッズスペース・オムツ交換台がある飲食店の前で待ち合わせて……一同びっくり。

大きな髑髏(ドクロ)マークがサンシェードにデカデカと描かれていました。(しかもかなりリアルな骸骨)

「えっと、ここでいいんだよね?」

みんなドン引きしつつも、乳幼児連れでこれから他のお店を探すのは手間だということで店内へ入りました。

味は決して悪くなかったのですが、二度と利用することはありませんでした。

ターゲットとコンセプトの相性

キッズスペースやオムツ交換台のある飲食店は貴重なのですが、ランチのお店選びの際にそのお店の名前が挙がることはそれ以来ありませんでした。

その後しばらくして同じメンツで食事をした時に、ひとりのママ友が「そういえば、みんなで行った〇〇の前を通ったら、閉店してたよ」

「あぁ、あのドクロの……」
「髑髏のせいじゃない?」

みんな、同じことを思っていたのです。

コンクリート壁の店内は殺風景で、色とりどりのおもちゃ、絵本、ローディなどのポップさをもってしても変えられない硬質な雰囲気。

髑髏がどうかということよりも、「予防接種のスケジュールが大変」「オムツかぶれで可哀そう」「乳腺炎が辛すぎる」「やっぱりアンパンマン効果はすごい」「数え天狗ツボる」という育児ワールドにいるママたちが好む雰囲気と合うわけがないのです。

「乳幼児と一緒に楽しめる飲食店」をメインコンセプトにもってくるなら、【髑髏と無機質なコンクリート壁】は選択ミスだったとしか言えません。世界観が違いすぎます。

ターゲットが20代から40代のママパパになるわけで、そのターゲット層が「また来店したい」と思える店づくりをするのがセオリーです。

シンプルな空間と髑髏推しを優先させたいならば、そういうお店に合うターゲット層を狙うべきで、つまりお店のコンセプトを変える方が自然だったのだと思います。

ロックバンドをやっている大学生だったら、「髑髏だなー」くらいにしか思わなかったかもしれず、むしろ好意的に受け止めたかもしれません。

今、最優先させたいこと。少し未来に重要視したいこと。

何を優先させたいかを明確にしておくことの大事さを垣間見たような気がします。

個人にも言えることですが、自分がやりたいことと、その場所や時間帯で望まれていることの整合性が取れないことは多々あります。

やりたいことと、望まれていること。

これらを客観視するのも自分一人では意外に難しいのですよね。