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髑髏(ドクロ)好きの経営者からターゲットとコンセプトの相性を考える

ターゲットとコンセプト。

個人事業主になるとか、サロンを開くとか、そこまで大きな話しではなくても考える機会が意外にあるのがターゲットコンセプトです。

✅自分でブログやホームページを運営したい。
✅手芸品をメルカリに出品したりフリーマーケットに出店したい。

このように、身近にある“やってみたいこと”でも、ターゲットコンセプトは欠かせません。




髑髏(ドクロ)と乳幼児はミスマッチすぎる

ターゲットとコンセプトの話しで思い出すのは、子どもが赤ちゃんだった頃のできごとです。

ママ友とランチするお店に選ぶのは必然的にキッズスペースやオムツ交換台があるところになります。

その日も、キッズスペースとオムツ交換台があるお店を探しまして、そのお店の前で待ち合わせたのですが……一同びっくり。

大きな髑髏(ドクロ)マークがサンシェードにデカデカと描かれていました。(しかもかなりリアルな骸骨)

「えっと……ここでいいんだよね?」

みんなドン引きしつつも、乳幼児連れがこれから他のお店を探すのは手間なので、とにかく店内へ入りました。

味は決して悪くなかったのですが……ランチのお店選びの際にそのお店の名前が挙がることは二度とありませんでした。

ターゲットとコンセプトの相性

その後しばらくして同じメンツで食事をした際に、ひとりのママ友が「そういえば、この前みんなで行った〇〇、閉店してたよ」

「あぁ、あのドクロの……」
「ガイコツのせいじゃない?」

みんな、同じことを思っていたのです。

ドクロのマークもさることながら、店内はコンクリート打ちっぱなしの壁で良く言えばシンプル。悪く言えば殺風景。

赤ちゃん連れファミリー歓迎と銘打ってあるだけのことはあって、色とりどりのおもちゃ、絵本、ローディなどは置いてありますが、それらのポップさをもってしても変えられない硬質な雰囲気。そして、ちょいちょい目に入るドクロ。

「乳幼児と一緒に楽しめる飲食店」をメインコンセプトにもってくるなら、【ドクロと無機質・硬質な内装】は世界観が違いすぎると思うのですが、どういう経緯でこの組み合わせになったのでしょうか。

「オムツかぶれが可哀そう」「連続で何時間寝てくれる?」「乳腺炎が辛すぎる」「やっぱりアンパンマン効果はすごい」「数え天狗ツボる」という育児ワールドにいるママたちが好む雰囲気と合いません。

●乳幼児=柔らかい、温かい、生命力、かわいい
●ドクロ、コンクリート壁=固い、冷たい、死を連想(餓死、毒殺、海賊に襲われる)、怖い

やはり、雰囲気が真逆ですよね。

ナイフみたいに尖ったティーンが集まるお店なら、ドクロもコンクリート壁も好意的に受け止めたのだと思います。

実店舗とHPの世界観が合っていなくても、全く問題がない例

もうひとつ、ターゲットとコンセプトについての思い出話しです。

ずいぶん前のことになりますが、ホームページを作る仕事をしていたことがあります。

ある時、背景を真っ黒にしてほしいとクライアントさんにオーダーされました。そのクライアントさんは家庭的な海鮮料理店さん※でした。(※実際の業種とは変えています)

イメージ

クライアントさんの希望は『黒を全体的に使用し、シックでかっこいいイメージにしてほしい』でした。

当方の営業さんからの提案は、『新鮮で美味しい料理。良心的な値段。アットホームな接客。海が見える』という売りをデザインに反映させることでした。

料理の写真がより映える背景色について説明したり、ページ全体を黒にするのではなく黒を差し色で活用してはどうか?などの提案をしていましたが、クライアントさんの強い希望通り真っ黒の背景で作ることになりました。

複数のデザイン案を見ていただきましたが、黒を全体的に使用したものを選ばれたのです。

私はクライアントさんの真意を聞くことができない立場でしたが、完成したホームページには満足してくださったようでした。

私個人の感覚ですが、真っ黒の背景に白いテキストが続くホームページは目が疲れるんじゃないかなぁと思っていますし、海鮮丼やアジの開き、おでんの写真は黒い背景ではない方が美味しそうに感じるタイプです。

もちろん、黒色の種類や、黒色の使用量、グラデーションの有無、画像の見せ方などによると思いますが、私のようなポンコツデザイナーにはちょっと荷が重いような気がします。

印刷物、パソコンから見るHP、スマホビューなどによっても印象はかなり違いますよね。

ただ、金箔がまぶしてあるような艶のある黒を背景にした高級料理のページを見るのは好きです。ずっと見ていられますね……。

ちなみに、黒というと、カッコいい・シック・大人・夜のイメージがあるので、「家庭的な料理店」のホームページに黒は推しませんが、「腕の良い職人」という切り口でホームページを作るなら黒もいいですよね。

すでに常連客が多く、雑誌に紹介されていたり充分な口コミがあったりするならば、「ホームページから新規顧客を獲得する」「ホームページを使ってより多くの人にお店を知ってもらう」という役割はそのホームページにありません。

お店の所在地、電話番号、営業日と休業日、営業時間、料理のメニューと値段、駐車場の案内、店長の釣り日記があればよいのですから。

ブランディングやイメージ戦略が何よりも重要視される事業と、地元の方に長く愛されていて良い口コミがすでにたっぷり溜まっている、かつ、その口コミが観光客をも呼んでいるお店では、ホームページの役割が違ってきます。

ターゲットとコンセプトをシンプルに確認してみる

自分がやりたいことは、誰から望まれているでしょうか?

自分ができることは、誰から望まれているでしょうか?

その「誰」とは具体的に誰のことですか?過去のあなた自身でしょうか?あなたのお母さんでしょうか?あなたの親友でしょうか?

自分がやりたいこと、できること、望まれていることの世界観に大きなズレはありませんか?

自分が提供したいものを提供する場所や時間帯と、ターゲットは一致していますか?

ターゲットとコンセプトの世界観を統一するには、あいだに何を介在させたらよいでしょうか?

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