信心深くて偏屈で頑固なスーパージジイ

夫の父、つまり私にとっての義父はたいへんに信心深い人で、重要なことを決める時は占いも少々参考にする一面があります。

結婚の挨拶に行く直前のこと。

「私が占いをやってること、どう思うかな?占いって洗脳とか壺とか、良くないイメージを持つ人もいるよね?」と夫に相談しましたら、

夫「親父も占いやってるぜ。自分でも少しはやるみてぇだし、大きいことを決める時は割りばしみたいなのをジャラジャラする占い師のところに行ってたから大丈夫だろ」

世代的なものもあるでしょうし、職業的なもの、例えば農業や土木などに携わる方は、【土地の神様】や、土用をはじめとした【気】、場の【エネルギー】などを敬っているように思います。

義父はそれほどきっちりしてるわけではないのですが、そういったところが信心深いのです。

結婚して割とすぐのころ、義父が私たち夫婦の相性を調べたそうです。

占い師に依頼したのではなく、自分で簡易的な相性占いをしたそうで「好相性」との結果に、密かに安心感を抱いた様子。

ホクホク顔で「お前らは言い組み合わせだ」と言っていました。

確かに私がしている四柱推命でも、私たち夫婦は無いものを補い合える良い相性だと思います。ただし、お互いに配偶者の位置に色気のない星が入っているので、喧嘩の多い兄弟のような夫婦になりがち。

そんな義父は、私たちに関して超がつくほどの放任主義。あらゆる面で干渉しません。

夫が成人したころ、義父の知人家庭にある事件が起こりました。

事件の原因は父親が息子にあまりにも干渉しすぎたせいだったようです。そのことを非常に重く受け止めた義父はその時「息子離れ」を決意しました。

結婚の挨拶のときにも「俺はお前たちに何も言わないし、何もしない」と宣言されましたが、息子夫婦に一切の口出しをしないというのを、ポリシーとして貫いています。

でも、私は義父を決して冷酷な人だとは思いません。偏屈ジジイですが、朴訥で愛情表現が一風変わった人なのだと思います。

裏表なく、狡さがなく、要領が悪いところが夫とあまりにも同じで、笑ってしまいます。

また、親戚・近所でも有名な偏屈頑固ジジイで一筋縄でいかないところがありますが、農業・土木・建築の技能を持っているスーパージジイな一面も。(ここは似なかった、残念)

しかし、宵越しの金は持たないクソジジイなので義母はめちゃくちゃ苦労しています。(ここは似てしまいました!残念)

スーパージジイなのに!

そんな義父ですから、占いの結果の良し悪しに関係なく、ポリシー通りに口出しはしないでしょう。でも、やはりその占いの結果が良かったおかげも、少しはあるのかもしれません。

「アイツ等ならば、どうにかこうにかやっていくんだろうよ」

そんなふうに思ってくれているのなら幸いです。