卜占（タロット）は、その出来事が近づいたら再度占おう。という話し

「新規プロジェクトが立ち上がるので、新チームに参加したい人は○月○日までに希望を出してください」というお達しが数ヶ月前にありました。

そのプロジェクトリーダーはAさん。

Aさんは親会社に在籍しており、いわゆるヒットメーカー。その華やかな活躍ぶりはメディアに取り上げられたこともあるほど。

ところが、私の部署にはAさんをよく知る人がいないため、「どんなチームになるだろう？」と関心を集めました。

そこで、仮に私がAさんのチームに入ったらどうなるかを占ってみました。

「恋人」「審判」のカードを中心に、良いチームになりそうな展開。

ちなみに私は「恋人」のカードの天使をミカエルとして見ています。（ラファエル説もある）
ミカエルはエデンの園に暮らすアダムとイブの指導役でした。神の言いつけに背いたアダムとイブをエデンの園から追放したのもミカエル。エデンの園の守護者であり、管理者だったわけです。

Aさんは、審判のカードとともに、指示系統と上下関係をはっきりさせたい人なのではないかと感じました。リーダーとして孤高の位置にいながら、チームはうまく動いていくように読み取れたのです。

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そろそろ本格的に準備を…となり、チーム編成が行われることになったタイミングで「企画部のBさんが、Aさんのチームに入りたい！と熱望しているらしい」という情報が入りました。

Aさんと一緒に仕事をして実績が出せれば箔がつきますから、上昇志向のある人ならばもちろんチームに参加したいのです。

Bさんは過去に、Aさんの企画に短期間ながらも関わったことがあり、キャリアを考慮するとＢさんがサブリーダーのポジションにつくことになるでしょう。

となると、Aさんを中心とした流れではなくなります。

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そこで、今度は占い友人にタロット占いをお願いしました。

自分で占うと、私の考えなどが反映されてしまうかもしれないと思ったからです。

さて…

今度は「悪魔」「ワンド10」が印象的な展開となりました。

悪魔カードは、悪い意味ばかりでは決してなく、悪魔的な魅力や悪魔的な能力を持つ人物を指すことがありますが、

前回のカードも踏まえてリーディングすると、

Aさんの新チームは、恋人カードの天使（管理者のもとでの調和）と、審判カードの天使（号令をかける）に象徴されています。

また、“閃き・アイディア”は「恋人」のカードそのものですし、「審判」カードはチームを引っ張るAさんの”鶴の一声”を連想させます。

ただし、それはその閃きを共有できる人としか燃やせない情熱でしょう。

自分の理想通りに動かないスタッフにはなかなか厳しい雰囲気を出す潔癖さのようなものも感じさせます。

そこにBさんが加わると…

「派閥」という言葉が出てきます。なぜなら、Bさん自身がある派閥の中心人物だから。さらに、Bさんの部署の上役も関わってくることが、これまでの事例からほぼ確実でしょう。

もし、私がこのチームに入ると仕事量もプレッシャーも凄まじいことになりそう…。

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…その後、諸々ありまして。

私は、Aさんの期待通りの道を選択しませんでした。

それ以前はデータのやりとりなどをしていたのですが、それ以降、私にはメールの返信すら来なくなりました（汗）

データ確認の返信くらいは欲しかったな…

さらにさらにその後。

会議にはやっぱりBさんの上役もいました☆

まさに、カードが示した天使から悪魔への変化。

いえ、世の中は裏表一体でもあります。立場や見方によって、同じ人物が天使だったり悪魔だったりするのでしょう。