憧れの飛星紫微斗数闡秘

私がはじめて紫微斗数(しびとすう)という占いを知ったのは、15、6年ほど前だったかなぁ。

当時、ネットで交流があった占い師さんたちのひとり、Aさんが紫微斗数をされていました。

私は生まれた時間がはっきりしていません。

母は私をかなりな難産で出産しそのままワンオペ地獄に突入したせいか記憶がほとんどなく、母子手帳も紛失。(ちなみに、住民票もきちんと届けていなかったようで実際に住んでいた場所と違っていました)

唯一、記憶力の良い叔母の証言をもとに、「おそらくこの時間帯ではないか?」というあやふやなことしかわからないのです。

そんな話をAさんにしたところ、あっさりと「じゃあ、きっと○時だよ。その時間なら父母宮が相当悪い。もうひとつの候補の時間だと、家庭環境はそこまで悪くないはず」と言っていただき、えっ、紫微斗数すごくない?!Aさんすごい!となりまして。

このブログにすでに書いているように私は被虐待児でしたから、人生に特徴があります。

さらに、

「あと、貴女は○年ころに電撃結婚かな」

と言われまして、数年後に的中。

それで、紫微斗数すごーい!と、興奮し入門書を買いました。

Aさん曰く「紫微斗数は簡単だから大丈夫。すぐにできるようになるよ」と。

…秀才の言うことを信じてはいけない。( º言º)

その交流の場に居た占い師さんたちはみんな秀才でした。バカはわたしだけ…

そもそも数学のテストが100点満中30点前後の私がなぜ四柱推命などというクソ難しい占いに興味を持ったのだろう?

それと、躓いているポイントがもうひとつ。

本で出した命盤や、ネットで出せる命盤から占ってみると…ぜんぜん当たってないのですよ…。なぜ。どうにも当てはまらないんです。

Aさんとはその後連絡が取れなくなっているので、Aさんに聞くこともできません。

私のなかで定期的にやってくる「紫微斗数ブーム」と「やっぱり難しい、無理」の波。

その波が来ると欲しくなるのがこの本です。

飛星紫微斗数闡秘
鮑 黎明 著
東洋書院


飛星紫微斗数闡秘

いやいやいや、最近、マルセイユタロットに手を出したばかりやんか。

西洋占星術の短期セミナーを受けて、そのままになっとるやないかい。

もういい加減にせぇよ。

というか、四柱推命の勉強はどないなっとんねん。あほちゃうか。

と、もう一人の自分がやんややんや言うてきよる。

もちろん、手に入れたからといって紫微斗数ができるようになるわけではないことくらいは、バカな私でもさすがにわかっていますわ。

そもそも、なんて読むのかすら怪しい。飛星紫微斗数闡秘(ひせいしびとすうせんぴ)かな?せんひ?せんぴ?

頑張って読んだとしても、私ですからね。理解できないことは胸を張って保証します。

まぁ、本は腐らないし~とは思うんですが、子どもの靴を買わないとだし、子どもを皮膚科と眼科に連れて行かなきゃ。そういえば私の眼鏡も傷だらけだったわ~。など。

家に誰も上げたくないけど、お金は友だちたくさん連れて来ていいよ。

ちなみに、

当時、私は「紫微斗数」のことを「しびと」と言ったことがあるんです。ね、バカでしょう。無知でしょう。本当にすみません(涙)

Aさんは、そんな私に優しく「紫微斗数はね、“紫微”で切るか、“斗数”と言うんだよ。ほかの人の前では気をつけるんだよ」と説明してくれたんですよね。なかなかできることじゃないと思います。

例えるなら、百点満点のことを、百点満と言っている感じかなぁ?アメリカ合衆国のことを、アメリカ合で切っちゃってる感じ?

なので、「さすがに勉強不足にもほどがあるよ」と注意したり、嫌味のひとつも言いたくなるのが普通だと思います。

紫微とは、北斗七星の中心「北極星」を意味するとされていますが、実物の天体ではなく、紫微斗数ワールドにおける「北極星」のことです。超重要な星の象徴、という感じでしょうか。(私の限界です。これ以上は何も聞かないでください)

斗数の斗とは、ひしゃくの象形で「数を計る容器」なんですね。つまり、超重要な星で運命を計る占いというわけです。(雑)

そんなわけで、今日は憧れの紫微斗数についてでした。