運気が悪いときは、①運気を自分で変える ②霧が晴れるのを待つ

お酒を飲む席(宴会場やキャバクラ、スナック等)で、「お堅い肩書きの人のほうがマナーが悪い」なんていう話しを聞いたことはありませんか。

割と【お酒あるある】だと思うのですが、いわゆる社会的信用の高い職業の方が酒癖が悪くて驚いた、というような話しです。

私の体験上では本当でしたね……

ジェントルマンだったのは、大工さんと雀荘の店長さんでした。大声を出す、体を触る、高圧的な態度、酒に飲まれて正体不明になる、暴れる……などまったくの皆無で、格好良かったです。むしろ、そういうお客さんからさりげなく守ってくれたり。

スナックのアルバイトは3ヶ月で辞めたので、たいした統計ではないのですけどね。

スナックでアルバイトすることになった経緯

20代前半のあるとき、同棲していた彼氏と別れて一人暮らしスタート+母の癌判明+車が水没して壊れる+会社の派閥抗争に巻き込まれて給料激減……という、生活苦と心痛の日々を送っていました。

どうにもこうにもお金がなく、掛け持ちでアルバイトをしようと思いファミレスやカラオケボックスに電話したのですが……残業が多すぎて採用されず。

で、スナックを3ヶ所下見して、一番健全そうなお店でバイトすることにしました。
どこのお店も、出勤時間は会社が終わり次第でいいよと言ってくれたので、残業を気にする必要は一切ありませんでした。

条件は本当に良かったのですが、スナックのお仕事は私には合いませんでした。(ママも、一緒に働いていた女性陣も、みんな良い人でした)

今でも時々、ふと思い出すことがあります。

夜9時半の暗い夜道。食費が無いので落花生をつまみながらスナックに向かったあの日々。

お金が無くて、お腹が空いてて、いろんなものを我慢して、とにかく惨めでした。

20代前半でしたから、みんなオシャレにお金を使っていたし、親に車を買ってもらったり、海外旅行に行ったり……周囲が羨ましくて眩しくて悔しかったあの頃。

どん底からの脱出

どうやって乗り越えたかって?

うーん……乗り越えたのではないんです。

風向きが変わったんです。

上司が人事異動で変わったと同時に、派閥抗争メンバーがなぜか異動になったり辞めたりしました。

そして、私が担当していた複数の顧客が、新しい上司に私のことをとても良く言ってくれたのです。このことがきっかけで、評価の見直しと、指導・教育担当を任され給料大幅アップとなりました。

それまでは、「そんな仕事のやり方じゃ、時間がかかって無駄」とイヤミを言われていたのに、新しい上司には「君になら安心して任せられる」と評価されました。

私を嫌っていた社員までもがなぜか慕ってくるようになりました。

あれよあれよと変わったのです。本当に、魔法のようでした。
濃霧がサーーーッと引き、青空がパーーーッと現れたような、そんな数ヶ月でした。

後で解ったのですが、
●新しい上司と私の相性が良かったこと
●私自身の大運の切り替わり時だったこと
●最も苦しい年は、支合と干合の働きで「火に油を注いで大炎上」という命式だったこと

これらのことが、その苦しい数年と突然の開運に影響していたのだと思います。

状況か環境を変えた方が早いけれど、機が熟すのを待たなければならない時もある

本人の努力はもちろん必要ですが、【環境】って本当に大きいです。

ある経営者の方がおっしゃっていました。

「人はよほどのことがなければ変わらない。変れない。だったら、状況か環境を変えればいいんです」

生きる場所を変える、人間関係を変える、職種を変える、言葉づかいを変える、言語そのものを変える、服装を変える、起床時間を変える……

これってつまり運気を自分で変えることなんです。

ただ、機が熟すのを待たなければならない時も、どうしてもあるのです。

霧が晴れなければ身動きが取れないということが。

私は30代まで大運が非常に悪く、虐待や誘拐未遂など散々な目に遭っています。

ある時、お世話になっていた占い師の先生が私の大運と年運を確認しながら、静かにこう言ったのです。「自棄(やけ)にならず、自殺せず、よく頑張りました……よく乗り越えたものです」と。

それを聞いた瞬間に「あぁ、そうか。一番暗いところは抜けたのだな」と思ったのでした。

どんなに運気が悪いときでも見ている人はいる

運気が悪い時、自分を責めなさんな。

無理にポジティブになんかならなくていいんです。

どうして自分ばかりがこんな目に遭うんだ、と泣いていいんです。

人生が辛くて仕方ない、と悲観していいんです。

けれど、忘れないでください。

ありふれた言葉ですが、「やまない雨はない。明けない夜はない。」

これは本当です。

その状態が、ずっと続くことはありません。

すべてのものは移りゆくものであるがために執着しないようにしましょう、という仏教哲学が生まれました。

どんなに辛い状況も、ずっと続くことはありません。

その状況がどうしても辛いなら、その場や環境から離れるなどの【変化・行動】が必要です。

とはいえ、なかなかダイナミックな変化や行動を起こしにくい時もあります。

そんな時はささやかな変化・行動にチャレンジし、「これはちょっと違うな」と思ったらすぐ止めます。

そうやってリスク対策を重視しなければならない時が人生にはあるものです。

「いつまでも、この状況が続くわけではない。必ず風向きは変わる」ということを思い出してください。

スナックで暴言を吐いた人、会社で嫌がらせを受け孤独だったこと、お金がなくて辛かった日々……あの頃を思い出すと同時に、ジェントルマンな大工さんや、私を評価してくれたお客様や新しい上司のことも思い出します。

その時はあなたからは見えなくても、あなたをちゃんと見ている人がどこかにいます。

前回のブログの「観音様」のように。

(2017年2月の記事をリライト)