今回は「タロットカードの逆位置をどう判断しているか」についてです。
目次
タロット逆位置はネガティブな意味なのか?
このような質問がありました。
例えば、皇帝のカードは地位、リーダシップ、父性、自信、独断的、威圧的、虚勢、組織力、厳格などですから、良い意味も悪い意味も両方あります。
正位置で出たから良い意味、逆位置で出たから悪い意味、というものではありません。
皇帝
パメラ・コールマン・スミス (-1951) – Holly Voleyによる1909年版のスキャン画像。ファイルは http://www.sacred-texts.com/tarot/ より
【サロン開業に関する相談】教皇のカードが逆位置
某業種サロンオーナーさんからの相談で、教皇のカードが逆位置で出たことがありました。
教皇
パメラ・コールマン・スミス (-1951) – Holly Voleyによる1909年版のスキャン画像。ファイルは http://www.sacred-texts.com/tarot/ より
『法律に強い人、あるいは司法書士や行政書士に相談すると良いでしょう』と伝えると、
とおっしゃいました。
つまり、頼れる人はいるのだけど苦手ということが逆位置となって出て来たわけです。
※実際の職種・業種とは少し変えています
【事業拡大に悩む自営業の方】大アルカナの逆位置
また、今後の事業内容を少し拡げようか悩んでいた自営業の方には、そうそうたる大アルカナカードがずらり!と出まして、それが見事にほとんど逆位置。
これは、
能力はあるけれど、体力がない。
無理をすればなんとかなるのかもだけど、今はおすすめしない。また、空回りになりがちな時。
このようなメッセージでした。
でも、準備は怠りなく!
特に、キーになるカードが力のあるカードでしたので、自力でなんとかするというよりは、地位や肩書のある方の力添えがあれば、グンと伸びるんだろうな、と思います。
今は事業を拡大するよりも、地道に体力をつけながら縁を広げていく方が良いようです。
タロットの逆位置のリーディング
つまり、逆位置はまず正位置と同じように見てから、何らかの理由でその正位置のエネルギーが滞っている、うまく発揮できない状態であると見ます。
逆位置の解釈・リーディングについてはこちらもご覧ください。
タロットご紹介
まずは私がメインで使用しているハーバルタロットからご紹介します。
ライダー版をベースにしているのですが、色味がきれいでネイチャーな雰囲気。
全てのカードに、それぞれに対応するハーブのイラストが書かれており、ハーブの持つ力も加味したリーディングができることが一番の特徴です。
キリスト教色は薄いです。怖い雰囲気も軽め。そもそも怖がりな私のために友人がプレゼントしてくれたのがこのハーバルタロットでした。
自然界にのびのびと描かれた人物、どっしりしたスピリチュアルに安定感があります。
↑このセットを購入すると、日本語の説明書(ちゃんとした本です)があります。翻訳上の都合でちょっと難解に感じる部分もありますが、詳しく丁寧に書かれているのでかなりリーディングしやすいです。
最もポピュラーなタロットカードはこちらのライダーウェイトタロット。
ライダーウェイトタロットを色彩軽やかでありながら鮮やかにしたものが、ユニバーサルウェイトです。私はライダー版よりもユニバーサルの方が好みです。
【はじめてでも安心!タロットカード&日本語解説冊子セット】『ユニバーサル ウェイト タロット』+『初めてでもよく分かるタロットカード入門』