バシャール提唱の『ワクワクのナビゲーション』と脱社畜論について……自分で書いておきながらイマイチ意味がよくわかりませんが、つまりはこういうことです。
インフルエンサーが脱社畜!脱都会!とブログに書き、それをあなたはワクワクして読んでいるとしましょう。
そのワクワクが100%振り切れると、会社を辞めて田舎暮らしをしたくなったり、専業のアフィリエイターやアドセンサーとして頑張りたくなったりするかもしれません。
なにせ、ワクワクしていますからね!
でも。もし、そこに誰かモデルになるような人物への依存心があるのであれば、少し注意が必要です。その方はあなたの人生の責任を取ってくれません。
そもそも、「ワクワクのナビゲーション」とは?
ワクワクを心のナビゲーション・システムにして人生を楽しもうという思想は、バシャールによって提唱されました。
バシャールとは、ダリル・アンカというアメリカ人が交信している対象なので人間ではありません(!)
私も詳しいわけではないので明言できませんが、特定の何かではなく集合叡智……といった感じでしょうか。
バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)
ダリル・アンカは1987年に初来日した(ウィキペディア参照)というのですから、もう30年以上も前なのですねぇ
当時、日本はバブルの真っ最中。物質的価値観ぶっちぎり。イケイケドンドン。
とは言え、団塊の世代ですから根本的な価値観はおそらく「コツコツ頑張っていればいつか認められる」なのだろうと思われます。
そんな時代背景もあるので、スピリチュアルにアレルギー反応を示さないタイプの方にはすごく新鮮で、目からウロコの内容だったのではないでしょうか。
コツコツのナビゲーションも必要
いわゆる社会的に成功されている方にお会いすると、ワクワクのナビゲーション=感性・直観とコツコツのナビゲーション=理性の両輪を使っているのがわかります。
メインの事業とは別に、「まだ誰もやっていないことを事業にできないか?」そんなビジネスチャンスを考えているときの経営者さんってかなりワクワクしているんですよね。
しかし、そのワクワクは、土台の事業あってこそ。
収益のある事業がないのに、ワクワクする冒険ばかり追いかけていたら家族も従業員も路頭に迷ってしまいます。
程度の差こそあれ、これってほとんどの人に当てはまると思います。
「ワクワクのナビゲーション」が振り切れば、それはものすごい集中力を発揮するでしょうし、きっと思い切った行動に出ることが可能だと思います。
でも、食べていかねばなりません。毎日の生活も大事ですから「コツコツのナビゲーション」との両輪で進んでいくわけです。
冒険と無謀は、やはり違うんですね。