誰のことも責められないこの状況、ほんとつらいです。
しかし!
クッソ忙しいのに、人員を補充しない会社。
人材・仕事量・時間を管理できない上司。
誰かの産休や病欠が理由で、自分の業務がキツくなったその状況を作り出しているのは紛れもなく「会社」なんですよね…
実質的な対処法は、上司を巻き込む!
会社や上司に【怒り】を向けないのは、「改善提案をしたところでなぁ……」という諦めがあるからだと思うんですよ。
でも、同僚や先輩後輩には【怒り】を向けるっていうのは、やっぱり……イライラをぶつけられる相手を選んでるわけで。
もし、会社や上司に怒りを表明するとしても、会社や上司に喧嘩を売って自分の立場を悪くするとか正論をぶちかまして自分の居心地を悪くするというのはおすすめしません。(←経験者は語る)
私、思うんですけど…管理職なのにちゃんと業務を管理してくれない上司、多くないですか?
「どの仕事を優先したらよいですか」と管理職の方に指示を仰いで、管理職の方に業務が詰まっていることを知ってもらいましょうよ!…そう。管理職なのに、誰がどの程度の重さの仕事をしているか理解できていないっていうの、けっこうあります。
重要
「優先」を明確にすることは、何を選ばないかを選ぶことです。仕事でもプライベートでも人生の分岐点でも、『これは選ばない』というものを決めなきゃならないこと、けっこうありますね。
このあたりについては、『エッセンシャル思考』という本が参考になります。
全部はできません!
給料を上げるでもなく、ヘルプをつけるでもなく、二人分の仕事を一人でやらなければいけない状況にしているのは会社です。
「これはやっぱり人員補充しないとダメか」「納期を延ばそう」「外注に出そう」「チーム受注化しよう」ということを理解してもらわないと…
もし、「うるせぇ!根性でやれ!」と言ってくるような会社(上司)ならば、そこを去る算段をするなり、必要以上に頑張らないとハラを決める!
なぜなら、そういう会社は良い結果を出しても正当に評価してくれないです。
例えば、給料が2倍になることで自分が納得するなら、それはそれでいいと思います。
しかし、全てを犠牲にして働いても会社は大した見返りを寄越さないことがほとんどです。
責任感の強い人ほど心身を犠牲にして頑張ってしまいますが、そのクッソ忙しい状況は変わりません。「なんだ~、やれるじゃん」って思われてしまいます。
ベストは尽くしても、犠牲になったらダメなんです…たいして感謝してもらえないですし。
「嫌です」
「やめてください」
「迷惑なんです」
「たいへん傷ついています」
拒否や不快を表明するのが苦手な人、いますか?(はい!)
我慢して、我慢して、ある日ある時、ぷつりと感情の糸が切れてしまった経験はありませんか?
はい、私です。
虐待されて育ったために、父には暴力が恐ろしくて言えず、母には遠慮して言えず。
特に、日本は共感という名の同調圧力や忖度を求められることが多いので、カラッとサクッと「無理です」「できません」「やりたくないです」と言いにくいんですよね。
はっきりものを言う人・我が強い人という評価を下されている人であっても、いえ、そういう人だからこそ、「適切なタイミングで表明できていない」可能性は高いのです。
溜めてしまうから、我慢してしまうから、歪んだ形となって噴出するのではないかなと思います。
社会全体にギスギスしている雰囲気が漂う現代だからこそ
体調管理も仕事のうち!な~んて会社は言いますけど……どんなに健康に気を遣っていても体調を崩すときは崩してしまうものです。
生理痛ひとつ取っても、個人差が激しいのですから。ほとんど痛みを感じない人から、激痛のあまり吐く人もいます。
時々、「生理は病気じゃない」と言う人がいますが、病気というカテゴリーに入るか入らないかという議論はどうでもよいです。「痛い」「辛い」「異常なだるさ」「貧血」などの症状があればそれは体調不良なわけですよ。
管理って、「無理をしないこと」も含まれますよね。
体調が良くないと判断したら会社なんて行っている場合じゃないんです。休む。寝る。
社会全体にギスギスしている雰囲気が漂う現代だからこそ、抑圧の連鎖という悪循環からまず意識的だけでも先に抜け出す必要があるんじゃないかなぁ、と思います。