2018年を振り返ってみますと「現役を引退する」方が多い印象ではありませんか?

安室奈美恵さん、滝沢秀明さん、小室哲哉さん、貴乃花親方…

「〇〇なんかじゃ食べていけない」という親・世間からの呪い

「〇〇なんか、仕事にならない。夢ばかり見ていないで現実を見なさい」

親が子どもに言うお決まりのセリフですが、言われる子どもの気持ちもわかるし、言ってしまう親の気持ちもわかります。

この類(たぐい)の呪い、あなたも掛けられていませんか?

文学なんか
音楽なんか

今だと、「ユーチューバ―なんか」というのもあるかもしれませんね。




〇〇なんかで、どうやって食べていくつもりなんだ?

「絵なんかじゃ食っていけない」
「歴史なんか仕事にならない」
「宗教美術なんか、哲学なんか、なんの役に立つんだ」

上記の3つは、まさしく私が父にかけられた呪いです。

親もまた「呪い」を掛けられていた可能性がある

親に掛けられた呪い。
学校の先生に掛けられた呪い。

子どもにとって、身近な大人に掛けられた呪いは強く影響します。

虐待・毒親であった私の父が少年~青年のころ、勉強もスポーツも大変に優秀だったと教育者だった祖父から聞いています。さらに絵画も上手で何度も入賞したそうです。性格も、明るくユーモアのある青年でした。

それがなぜ、狂ったように暴力を振るい、搾取し、恫喝する父親になったのか?

原因は父の兄の犯罪と、両親(私からは祖父母)にありました。父は家族の犠牲になったのです。尻拭いをさせられたのです。

能力があったにも関わらず、多くを諦めざるを得ませんでした。事情を知る人はそのことをとても惜しんだようです。

父は、犠牲のために呪いをかけられ、それは父が幼い頃から家を出るまでのあいだずっと続きました。そうやって何年もかけて心の奥底にインナーチャイルドが育ってしまったのです。

インナーチャイルドあるいはアダルトチルドレンと言われる言葉ですが、
「子ども時代に子どもらしくふるまう」
「yes,noを明言してもよい」
などの権利を、乳幼児から青年期のあいだに著しく傷つけられた経験があることを、私はインナーチャイルドと言っています。

私がインナーチャイルドと表現するときは
傷害を負わされた自尊心
自分を大切にする権利・他者から尊重される権利を著しく傷つけられた経験」を指しています。
主には虐待や、親が何らかの問題を抱えて親としての役割や振る舞いを果たせていない家庭です。

問題を誤魔化すと問題は膨張し、問題の「汚染」は連鎖する

私は相当に酷い虐待を受けましたが、それでも思うのです。

父がもし健全な家庭に生まれていたら、どれだけ魅力に溢れた人になっていただろう、と。

祖父母が、世間体などかまわずに本当の本当に子どものためを思って行動していたら、まったく違う人生があったのではないか、と。

祖父母の判断の過ちから、私ははっきりと学びました。

問題と真正面から向き合わないでいると、問題は膨れ上がる。

世代を超えた、問題による汚染が拡がる。

親になった今、“呪い”を発動させないために、何ができるか?

私が教授と塾長に大学編入を勧められたとき、勇気を振り絞って宗教美術や哲学、文化人類学の道へ進んでいたら……どうなっていたかなぁ?と妄想することがあります。

今の私は、これまでに辿ってきた道が「必要な道だった」ことを受け入れてるので、後悔というほどの気持ちでもありません。

けれど、やはり、チャレンジしたい気持ちは強いままですね。

子どもが中学生になってからのお楽しみでしょうか。

スポンサーリンク
最近のコメント