「自己肯定感を高めよう」ブーム―自己肯定感はどうしたら高くなるの?―

ここ5、6年で「自己肯定感を高めよう」という言葉を本当によく見かけるようになりましたね。

ところで、実際のところ「自己肯定感」はどうしたら高くなるのか……?

自己肯定感を高めるために、「好きなこと」「自分のいいところ」「得意なところ」に注目して伸ばす。

っていうのがセオリーっぽいです。

そもそも、自己肯定感というのは、どんな状態の自分であれ「これも自分なんだ」と受け入れることですよね。

自己肯定感自己評価が混ざりやすいので注意が必要です。




自己肯定感ってなに?―自己評価との違い―

さて。

空を見てください。

それから、ビル・ゲイツとインドの超お金持ちを思い浮かべてください。

「空というものは青空の状態が最高だ!いつも青空になるように、科学の力で年がら年中青空の状態にしよう!

Yes We Can!」

とビル・ゲイツが言って、インドの超お金持ちと手を組んで気象操作装置を開発したらどうしましょう?

おかしいでしょ?

雨を降らせている空に向かって「おまえは空なんかじゃない!空として恥ずかしくないのか?」と怒る人はいません。

みーーーんな、どんな気象でも空は空だと思っています。

結局、良いとか悪いとかは相対的なもので、環境や状況によります。

自己肯定感自己肯定感=良いところ・得意などの条件は一切関係なく、ありまんまの自分を「これが自分」と受け入れる感覚

自己肯定感とナルシスト(自己愛)の違い

他人からの評価を素直に喜びはするけど、「他者の評価」を基準にして、自分の言動を決めないのが自己肯定感や自尊心が健全な人。

彼らは、像とチーターを比較する意味がないことを知っています。

自己肯定感自尊心自己愛自己評価劣等感を、少し整理してみましょう。

ちなみに、これはあくまでも虐待とモラハラなどに悩み、占いと関わりながら自尊心や劣等感を考えてきた私ならではの観点です!

①自己肯定感とは

【自己肯定感が低い場合】

冷水がかかったときに「冷たいっ」と叫ぶのは当然の反射反応ですが、自己肯定感が低いと、これを感情面で行ってしまいます。

ちょっとイヤミを言われたくらいのことでも、まるで冷水がかかったときのように反射的に、過剰に反応してしまうんです。

(例)職場で「仕事、まだ終わっていないの?」と言われた時に、「君はダメ人間だね」と言われたかのように反応してしまう。

②自尊心とは

健全な自尊心が育つことが自己肯定感へとつながるのではないか?

……というのが、虐待によって自尊心がなかなか育たなかった私の仮説です。

嫌なものに「嫌だ!」と言えなかったあなた。嫌だと叫んだのに聞き入れてもらえなかったあなたの気持ちが痛いほどわかります。

私は“安心感”というものからあまりにもほど遠いこども時代を過ごしました。

小学生の弟が家に灯油をまいて心中を試みるほどだったのです。

<第1回>燃え盛る家とのっぺらぼうの私/ヒプノセラピー・レイキ・チャネリングより

私は機能不全家庭で育ちました。要するに虐待され、命としては生き延びたのですが、生き延びるために精神を騙したり、認知に歪みが生じたりしました。...

POINTインナーチャイルドあるいはアダルトチルドレンと言われる言葉ですが、
「子ども時代に子どもらしくふるまう」
「yes,noを明言してもよい」
などの権利を、乳幼児から青年期のあいだに著しく傷つけられた経験があることを、私はインナーチャイルドと言っています。

私がインナーチャイルドと表現するときは
傷害を負わされた自尊心
自分を大切にする権利・他者から尊重される権利を著しく傷つけられた経験
を指しています。

主には虐待や、親が何らかの問題を抱えて親としての役割や振る舞いを果たせていない家庭です。

✅自尊心とは「yes,noを明言してもよいし、私の感覚や意志を私は尊重してもよい」という自他への信頼感、すなわち世界や人生への信頼感です。

③自己肯定感と自己愛

さて、自己肯定感や自尊心を高めようとしたときに、ややこしいのが自己愛。

よく見かける「自己肯定感を高める方法」に

『自己肯定感を高めるために、自分が心地良いことをしよう』
『自分ファーストになろう』

というものがあります。

この方法が効果的なのは、自己肯定感も自己愛も弱い状態の人。

自己肯定感も自己愛も弱い状態の人は、自分ばかり楽しんで申し訳ないな……という罪悪感を抱きがち。このタイプの人は、『自分ファーストになろう』を意識した方がいいでしょう。

自己愛はなくてはならないものであると同時に、強すぎたり不健全な状態だったりすると他者を蔑ろにしかねないところもあってなかなか難しいものです。

自己愛が強い状態の人はすでに『自分ファースト』なので、ここにさらに「よし、もっと自分ファーストで行こう!」となると、周囲の人がきつくなってしまう……。

④自己評価と劣等感

自己愛は強い(他者を尊重しない状態)が、自己肯定感は低い(ありのままの自分を受け入れていない)状態の人で、自己評価は高い場合。

自己評価だけが高いと、うまくいかない理由を外部(環境)のせいにするパターンに陥りがち。

「自分の能力には問題はなく、周囲に理解がないせいだ」と考えることで劣等感を刺激しないようにしているため。

自己評価と劣等感理想と現実の自分がかけ離れているように感じ、ありのままの自分を受け入れがたく感じている

そんな自分を誤魔化すために、自己評価を高くしている
🔹良い部下・上司に恵まれさえすれば……
🔹タイミングが合えば……
🔹資金や時間があれば……
私の能力は高いのに、こんなに努力しているのに、周囲のせいで発揮できていない

根底にあるのは劣等感や自己憐憫

劣等感は、人と比較する癖を手放すのが第一歩。
評価されよう、うまくやろう、頑張って認めてもらおう、という気負いはいったん置いてみる。像とチーターを比べないのと同じ。
人と比べられてきた経験が強烈な人にとっては、むずかしいミッションに感じられると思います。

劣等感についてはアドラー心理学が参考になります。

私はホ・オポノポノというハワイの癒やし習慣法を活用しています。こちらについては後ほど記事にします!

無価値感が強いときは○○を食べよう!

もし、「私なんてまるで価値のない人間だ……」という心の状況だとしたら、まずは自分を責める時間を一時停止しましょう。(参考関連ページ:自分を許すとは具体的にどういうことですか?─自分で自分をリンチするのを止めることです─

心療内科やカウンセリングの観点も大事。同時に、ウツの症状に似た甲状腺の病気(橋本病)や、ホルモンバランス、ビタミン不足、日光に当たっている時間が極端に少なくないか?などの観点からも、自分を気にかけてあげて。

ホルモンの病気で思い知ったのは、人間はホルモンにかなり左右されているってこと!病気がちで屋外に出ることが少ない私はビタミンDのサプリを摂っています。

それから牛肉を食べるようにしています。「幸せホルモン」って聞いたことありますか?牛肉には「トリプトファン」という必須アミノ酸がありますが、このトリプトファンがストレスや精神の安定によいという脳内物質「セロトニン」のもとになるそう。

牛肉を食って寝よう!