モラハラホイホイ体質とは?モラハラ被害に遭いやすい人の特徴とモラハラ対策

インターネットでモラハラホイホイなどという表現を見かけますが、これはけっこう的を射た表現なのではないかと思います。

そんなモラハラホイホイ体質(っていうのもなんですが)で悩む方のために、加害者側と被害者側の立場それぞれから眺め、モラハラ対策について書きます。

(※年齢・性別・職業などを個人の特定ができないように変更しています)

まず前半は被害者の立場から、後半は加害者の立場から見てみましょう。

モラハラ夫、モラハラ上司、モラハラな友人など、全てのモラハラに悩む人、また、「モラハラしてしまっているかも……」と悩んでいる人の参考になりますように。




【モラハラ被害者】親切にしてくれていたはずの人からモラハラ

A子さんは、サークルで出会ったBさんからのモラハラに悩んでいました。

参加したてのA子さんに親切にしてくれたのがBさんだったのですが、徐々にA子さんへの言動に変化が……

「専業主婦だからって呑気で良いわね~」
「子どもが居ない専業主婦って何してるの?」
「働けば?怠慢。ご主人が可哀想!」

などと言われるようになります。

モラハラホイホイ体質とは?モラハラホイホイの原因は?

モラハラホイホイ……どういうわけかモラハラに遭いやすい人のことを指す言葉なのですが、確かに、妙にモラハラや嫌がらせの被害に遭いやすい方がいるのです。

そういったモラハラ体質の方には「毒親だった」「虐待を受けていた」「兄弟姉妹で酷い差別を受けていた」などの共通点が見られます。

親との関係に歪みを抱えて、親の顔色を見て育たなければならかったような人にモラハラ体質は多いようです。

私自身も機能不全家庭で育ち親の機嫌や顔色にビクビクしながら過ごしてきました。

会社の対人関係(縦の関係)がうまくいかなかったり、モラハラ被害にあった経験をよく分析してみて気づいたことがあります。

モラハラ被害に遭いやすい人は気が弱い気が強いとは全く関係なく、“拒否”の意思表示がヘタ。
なんだかおかしいな……と感じているのに、正義感や同情心が強いので距離を取るのがヘタ。
または我慢しすぎて、「それは嫌です」と言うタイミングが致命的に遅い。

モラハラ加害者に狙われないようにするには?

A子さんの今後の対策としては、

簡単に自分のことを喋らない(職場なら仕事のことを、趣味の場なら趣味のことを会話のメインにする)
出会って3ヶ月は慎重に振舞う
優しくされてもすぐに信用しない

冒頭でモラハラホイホイという表現は的を射ていると書きましたが、確かに、モラハラ被害に遭いやすい人はモラハラ加害者を引き寄せる【何か】があるケースが見受けられるのです。

まず、モラハラ被害者は素直な人親切な人が多く、共感力が高く同情心に篤い傾向があります。空気を読み気を遣うことができる人です。

モラハラ被害者はサービス精神から、出会って間もない人にプライベートな話しをすることがありますが、「信用する=プライバシーを開けっぴろげにする」という失敗をやってしまいがちなところは注意しましょう。

「これは……いじめ?モラハラ?」と思うような出来事が見え始めたら、とにかく距離を置くことです。

人は誰もが「他者に認めてもらいたい」という欲求を抱いています。親切で、承認欲求が見え隠れする人をモラハラ加害者は鋭く見抜きます。

ネガティブな関係には物理的・心理的に距離を置くこと

学校や職場の人間関係の場合、そう簡単に距離を置いたり、離れたりすることは難しいと思うかもしれません。

会社を辞めたり、転校したり、引っ越したり……

なぜ被害者がそんな労力(お金も時間も精神力も)をかけなければならないの?という不満もあるでしょう。しかし、本当に辛くなった時は思い出してください。

会社を辞めることも、学校を転校することも、引っ越すこともできます。しかし、「休む」ことはもっと簡単にできます。

「その場所を離れることも、その集団から離れることも、私は選択できる!」ということを忘れないでください。

会話を減らす、電話やメールの頻度を少なくする

私自身も職場で酷いモラハラに遭いました。

そのモラハラをしてきた人はそれまでにも同僚や後輩に嫌がらせをして辞めさせるなどの問題行動が多い人でしたので、周囲の理解も得やすかったのです。

「レイキヒーリングは、“場”、“良くないエネルギー”、“邪気”からのプロテクトにも利用できます」と教えてもらったことがきっかけで始めたレイキ。モラハラやエナジーバンパイア対策に試したレイキ活用術を書きます。

しかし、夫婦間のモラハラやDVは、ターゲット以外にはとても善良な人として振舞っているので、第三者には非常に分かりにくいのです。

職場のモラハラでは難しい部分がありますが、プライベートな人間関係でしたら、まず、なるべく会話をしないことです。何か言われても「そうなんですか~」と、それだけ。

A子さんはBさんからの電話にも困っていました。

普通のおしゃべりで始まっても結局はA子さんに対する批難批判が何十分も続くからです。

無理に電話に出ずに「気づきませんでした~」「バタバタしていて出られませんでした」と後で言えば充分です。

メールは返信を遅らせて、徐々に返信の回数を少なくしていくのが無難です。

なぜ被害者になってしまったのか?考えられる原因は?

まず、上にも書いたように

モラハラ被害に遭いやすい人は気が弱い気が強いとは全く関係なく、“拒否”の意思表示がヘタ。
なんだかおかしいな……と感じているのに、正義感や同情心が強いので距離を取るのがヘタ。
または我慢しすぎて、「それは嫌です」と言うタイミングが致命的に遅い。

優しさから、「私の心が狭いのかも」「私にも至らないところがある」「もう少し様子を見てみよう」……こんなふうに思いがち。

そして、さらには承認欲求がひとつのキーワードになっているようです。

  • 周囲の身近な人に「理想の親像」を求めていませんか?
  • 人の表面上の良い部分を誇大視してしまうことはありませんか?
  • 頑張りすぎる、または自己犠牲的になっていませんか?

これらに思い当たる場合、幼児期から青年期に「子どもらしい子ども時代を送れていたか?」「親に素直に甘えられたか」が鍵になります。

同じ波長の人を引き寄せあう

A子さんは、もともとサークルの雰囲気が良くないことが気になっていたこともあり、辞めました。

Bさんからは時々メールが来たそうですが、すべて返信していないそうです。

「どうしてもっと早く縁を断たなかったのだろう」と不思議そうに話してくれました。

A子さんは私がBさんを引き寄せてしまい、そして増長させてしまったと自覚したら、ストンと憑き物が取れたようにラクになり、あっさりと縁を断つことができた、とおっしゃっていました。

褒めてもらったり、認めてもらうような言葉を掛けられると嬉しくなって、ちょっと無理をしたり、我慢したりしてしまう。

それが、A子さんにもBさんにも共通する部分でした。

承認欲求が強いと「認めてほしい、褒めてほしい」あるいは「自分さえ我慢すれば」という方向に言動が向かいがちである、と通常は考えます。

しかし、認めて「あげる」、褒めて「あげる」という立場になりたがることもあります。

自分がしてほしかったことを他者にするという行動ですが、本質的には自分が「認めてほしい、褒めてほしい」からやっているので、行き詰ってしまうのです。

そのサークルで古株のBさんは活動にとても熱心で、新人さんの世話をしたり、しきたりを教えたりしていましたが、それらはまるで「周囲にアピール」している様に見えたそうです。

A子さんとBさんは、表現の仕方は大分違いますが、共通部分があり、引き寄せあってしまったのではないかと思います。

さて、次は加害者の立場になってしまったBさんサイドを見てみましょう。いつ、自分がBさんの立場になるかなんて誰にもわからないのですから。

モラハラに悩む方へ関連記事

「レイキヒーリングは、“場”、“良くないエネルギー”、“邪気”からのプロテクトにも利用できます」と教えてもらったことがきっかけで始めたレイキ。モラハラやエナジーバンパイア対策に試したレイキ活用術を書きます。

では、モラハラをしている加害者側の目線で考えてみましょう。

【モラハラ加害者の立場から】優越感と欠乏感、必要以上に他者に親切・あるいは批判する心理とは?

BさんはA子さんにとても親切でした。親切すぎるほどに。

自分自身を心のどこかで憐れんでいる人は、他者を憐れみます。

頼まれてもいないのに必要以上に親切にする人は、「自分がそうされたいから」または、「過去にそうされたかったから」と気づくべきです。

「あんなに親切にしてあげたのに!」という経験が多い方は、実は自分を救済したくて他者に親切にしている可能性はないか振り返ってみてください。

親切にしてあげたのに、搾取されているような気持になりますか?

親切にしてあげたのに、あまり感謝されなくてガッカリする経験は多い方ですか?

空気を読んで嫌な役を買って出たは良いけど、不平不満が溜まってしんどい、ということはありませんか?

空気を細かく読みすぎて空回り

今回は加害者などと不名誉な言われようになってしまいましたが、本来、Bさんは気の利くかたです。空気を読んで先回りするかたです。

そうです、モラハラ被害者と同じなのです。

「この人、困っているんだろうな」と思って親切にするならば、「親切にしてあげたのに」と思わないで済む程度にしましょう。

あなたが満足したいのならば、あなた自身に手をかけてあげる必要があります。

この場合、親切にしてあげたのに搾取されたような気がするのは当然のことです。

それは、相手が奪っていったのではなく、【相手に心の不足感を埋めてもらおうとしたアテがはずれた】だけだからです。

自分を責めるから他者も責めてしまう

親切が先回りしてしまう人は感受性が豊かでしょう。

共感力が高いでしょう。

踏まれた野花や、テレビ画面の向こうの不幸な事故に心を痛めるでしょう。

それらを感じないようにすることは薄情でしょうか?

いいえ、世界の出来事に悲しみを請け負う必要はないのです。

不幸な事故にどうか共感しすぎないでください。

そんな時はテレビを消してください。

自分の環境に罪悪感を持たないでください。

身近な「誰か」をあなたの親や保護者にしないでください

他者の存在で、自分の存在を確認してはいませんか?

自分と他者の境界線がハッキリしていない人ほど、他者を羨んだり、比較したりする傾向があります。

確かに、A子さんに隙があったのも事実です。

相手の情報を知りすぎてしまった時、「私はこの人に対してネガティブな感情を抱いている」「妬んでいる、羨ましい、ズルいと思っている」と気づいたら、速やかに心の距離を取りましょう。

その感情は、「あなたはあなた自身に丹精込めて向き合ってあげてくださいね」というメッセージです。

相手を知りすぎると、嫉妬したくなる情報も入ってくるものです。

人は、持っているものよりも持っていないものに目が行く生き物だから、仕方ないのです。

相手からそれを奪ったり、責めたりしてもあなたが豊かになることはありません。

誰かを酷く羨んだり妬んだりする時は、その人に依存しているのです。その人があなたの理想通りに行動しなかったから腹が立つのです。

その人をあなたの「親」にしてはいけません。

あなたが、自分自身の親になって、自分自身を育てていくのです。

モラハラと自己愛性パーソナリティ障害

モラハラの加害者が必ずしも自己愛性パーソナリティ障害だというわけではありません。

もし、あなたにモラハラしてくる人が下記のことに当てはまっていたら、自己愛性パーソナリティ障害の可能性も考慮してください。

●あまりにも自分のことを棚に上げていて言動に矛盾が多い
●執念深さが尋常じゃない
●第三者や周囲の人たちに被害者としてふるまっている
●思い込み・決めつけによる言動が目立ちすぎる
●モラハラを正義の鉄槌かのように正当化している

インナーチャイルド

遠い昔に傷つけられた自尊心が泣いているのが見えますか?安心して育めなかった自己肯定感が叫んでいるのが聴こえますか?

それがインナーチャイルドです。

モラハラに悩む方へ関連記事

「レイキヒーリングは、“場”、“良くないエネルギー”、“邪気”からのプロテクトにも利用できます」と教えてもらったことがきっかけで始めたレイキ。モラハラやエナジーバンパイア対策に試したレイキ活用術を書きます。

このブログでは、毒親・虐待などによる機能不全家庭で育った私が「傷害を負わされた自尊心」自分を大切にする権利・他者から尊重される権利を著しく傷つけられた経験)、つまりインナーチャイルドの癒しなどについても書いています。

【おすすめの参考書籍】

インナーチャイルド 本当のあなたを取り戻す方法〔改訂版〕

↑この本を一番読み込みました。ワークについても書いてあります。
本来はグループで行うのが良いようですが、私は一人で行いました。

モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない

↑自分がされたことにわざと鈍感なり、傷に触れないようにすることは「自衛」のひとつだと思います。もし、一歩進もうと思う時が訪れたら読んでみてください。

また、自分の何気ない言動が「実はこれもモラハラだ」という気づきも得られました。

2+