女子力?しゃらくせぇ!プロポーズのためのプレゼンテーション

【いくつ当てはまりますか?】

①男性に犠牲を払ってもらったり労力を費やしてもらうことが女子力

②何かをしてくれる人親切な人良い人(善い人)だ

③女の幸せは愛されることだ

④プロポーズは絶対に男性からしてもらいたい

⑤「格上の女」は受け取り上手だ

あなたはいくつ当てはまりましたか?

5つのうち3つ以上当てはまったあなたは、愛されるのが女のステータスという前提をとりあえずテーブルに置いて、ラップをかけて、冷蔵庫に入れて……では、聴いてください。

曲名は「愛されるよりも愛したいmajide(自粛」

「◯◯してもらう」にこだわりすぎ

自分からプロポーズしたっていいのですし💍
自分が連れて行ってあげてもいいのですし🚗
自分が幸せにしてあげてもいいんですよ!💖

でも、プロポーズだけはやっぱり彼からしてもらいたいんです!

「求められた」「望まれた」という証拠がほしい気持ちや、彼に勇気を出してほしい気持ちは分からなくはないのですが……そこにそんなにこだわると、タイミングを逃しかねないのでは……

口下手で慎重でシャイでも、結婚力の高い男性(優しい、奥さんと子どもに誠実、浮気しない、家事育児をする、義理の家族から守ってくれるetc)は決して少なくないと思いますよ。

男性からのイニシアティブを求めてばかりいるのはもったいないです。

そんなシャイで慎重な彼が「結婚するのもいいね」と言える雰囲気を作ってみよう!

プロポーズしてもらうためのプレゼンテーション

仕事で、どうしても通したい企画がある時はどうしていますか?

そうです。プレゼンテーションをしますよね。

結婚したい気持ちをゴリ押しするのがプレゼンテーションではありません

「彼女と結婚したら楽しそうだな。幸せそうだなぁ」と、彼に感じてもらうことがプレゼンテーションです。

古典的ですが、「彼が病気(ケガ)で苦しんでいる時、彼女が看病をしたことがきっかけで彼が結婚を意識する」という事例は……けっこう多い!

体調が悪いときに頼りになるオンナというのは効果テキメンらしく、私も同じ経験があります(笑)

健やかなるときも病めるときも……を具体的に体験することで、パートナーとして意識するのでしょう。

とはいえ、結婚のプレゼンテーションは二人の性格とタイミング次第というのがすごく大きいので、思いつめずに気長にやることが大事です。

夫の経験談なのですが、夫が私と会う3年前、同棲していた年上の彼女にプロポーズされたそうです。

妊娠出産を考えると、もう結婚したい。結婚する気がないのなら別れましょう

それで、夫は別れを選びました。

理由は、「俺のタイミングがまだだったから」そう。確かに気質として、独身を謳歌したいタイプ。

ただ、その後、周囲の結婚・出産ラッシュで「家庭がほしいなぁ」という気持ちが芽生えたそうです。

つまり、結婚願望がまるでなかったわけではなく、本当に「俺のタイミングがまだだったから」なんですよね。彼女はきちんと期限を設けたかったわけで、その判断は正しかったのです。

もし、もうちょい待てるという場合なら、話しの持って行き方次第ではまったく違った結果になっていた可能性もあります。

夫の性格を考えると、

私、あなたと居ると充実感でいっぱいなの。私たち、結婚したら楽しいと思うんだよね~!

という言葉の方が結婚をイメージしやすかったのでしょう。

自分と相手の性格とタイミングはとても大きな要素です。

イニシアティブ(主導権・先導)の取り方もいろいろ

さて、旅行やデートのときに「どこかに連れて行って」と言ってるのだとしたら、ここをまずやめてみましょう。

え?「連れて行ってあげたい」と思わせるのが女子力だって?

しゃらくせぇ

あのですね、12時の鐘が鳴って慌てて帰るシンデレラを、どうして王子様が追いかけたと思いますか?

新鮮だからです。

恋愛の始まりが輝いていたのはそういうこと(新鮮)です。
不倫相手が優しいのはそういうこと(新鮮)なんです。

「デートに連れて行って」なんて言われて嬉しいのは、お付き合いの初期段階と彼の得意分野のみと思っておいたほうが無難。

イニシアティブを取りたい彼だったら、「連れて行って」といちいち言われなくても企画します。

もし、あなたがしょっちゅう「連れて行って」と言っているような気がするなら、あなたがイニシアティブを取った方が良いカップルになれるかもしれませんよ。

自分が行きたいところ+彼が楽しめそうなところをピックアップして、「ここに◯◯君と一緒に行けたらすごく嬉しいなぁ。特にこれ!美味しそう(楽しそう、すごそう)!一緒に行かない?」と提案するところから始めてみてください。

女だけどプロポーズしました

思えば、ティーンの時からデートの行く先を決めるのは私でした。

お泊りデートや遠出のデートは私が計画を立て、ホテルの予約を取り、ご当地グルメを探し、藍染め体験のひとつでもしてみようか。葡萄の産地でワイナリーもあるぞ~。そういえばここからちょっと走れば炭酸泉が湧いていたはず。……観光ライターか。

20代半ばくらいまでは、「どうしてもっと積極的に一緒に考えてくれないのよ!私に全部やらせてヒドイ。あなたは楽しみじゃないの?」などと落ち込んだり悲しんだりすることもありました。20代半ばですし。

男は記念日を忘れる生き物?私、女だけど記念日を忘れちゃいますより

男だから記念日を忘れる って、よく聞く言葉ですが「んなこたぁ、ない」(サングラスのオジサマ風に) 「それは人による」と言っていい事案...

彼の反応が悪かったら「じゃあ、残念だけど他の友達と行くよ」と切り替えるか、「大丈夫、下調べや予約は私に任せて!」などと、役割を担うことを明言し彼のハードルを下げてみて。

誰だっていきなり「アメリカに一人で行ってこーい!」と言われたらムリじゃないですか。まずは国内旅行一人旅海外パックツアー海外旅行に慣れている友人と旅行一人旅、というように段階を踏んだ方がラクですよね。

あなたがイニシアティブを取った方がスムーズな関係なら、それでうまく行きます。

彼と楽しい休日を過ごすために色々と頑張っているなかで、あなたがどうにもイライラしたり悲しくなったりするなら、彼が誠実にあなたと向き合っているか勇気をもって見極めましょう。

自己犠牲にならない範囲の忍耐を見極めよう

イニシアチブを握るときのコツは、「どうして私ばっかり……」の感情を一度、捨てること!

彼に、二人の時間を楽しく過ごす気がない様子ならば、悲しみや怒りをきちんと表明しましょう。

もし、彼がその悲しみや怒りを誠実に受け止めなかった場合、その人とパートナーとしてやっていけるのか、ちゃんと考えるべきです。

結婚したら、本気でブチ切れる案件が目白押しなのです。

結婚生活(夫婦)には忍耐・我慢はどうしても必要ですが、自己犠牲はダメです。誰かの犠牲のうえに成り立つ関係は不幸を呼びます。

感謝の気持ちは出し惜しみせずにどんどん言おう!

さて、彼があなたの要望に応えたら(あなたの希望通りではなかったとしても!)、彼の合意や優しさには感謝しましょう。

別に、プレゼントをしたり、サプライズを練ったりする必要はありません。明るく「いつもありがとう」「優しいね!」とまっすぐに伝えればいいだけです。

なぜかアラフォーからアラフィフの奥様にありがちなんですが、「旦那さんが奥さんの要望に応えてくれたら感謝を」と言うと、まるで旦那さんの躾や駆け引きのようなニュアンスでそれをやろうとするんですね。

違います。そういうことではないです。

感謝したり褒めたりしておけば次回からもっとスムーズに動いてくれるのではないかという計算はしない方がいいです。

そういう気持ちを持つと、結局は旦那さんを自分の理想通りにコントロールしたい気持ちが強くなり、それがうまくいかない時にヒステリーを起こしたりします。(でも、怒ることはとても大切です。こちとら観音様じゃないのですから)

旦那さんをコントロールするテクニックとして、感謝や褒めを使うのは私は賛成しません。

イニシアティブを取りたがらない男性は、さほどお出かけ好きでない傾向があります。

あまり乗り気ではない彼をお出かけに連れ出しても、初めは「面倒臭い」「帰りたい」とか言うし、ちょっとトラブルがあると「だから嫌だったんだ!」なんてぬかすから、その時はムカっと来てもとりあえず無視(聞こえないふり)しちゃいましょう。

インドネシアの人が、「日本の冬は寒すぎる!」と文句を言っているんだと思ってください。

彼もいずれ慣れます。

本当に行きたくない人は絶対についてきません。(夫は博物館が大嫌いで絶対に行かない)

私のように、「はじめの1度はしぶしぶ行くけど2度目はない」(←競馬場。ごめんやけど本当に退屈だった)という人もいるでしょう。

これはもう仕方ないので、「道中は一緒だけど目的地は別。夫は競馬場、妻は温泉」(←わが夫婦の場合)と、なんらかの手打ちを見つけて行きましょう。

夫婦も恋人も、全ての人間関係はイキモノ・ナマモノなので、マニュアルなんてないです。自分たちで作っていきましょう。