って、よく聞く言葉ですが「んなこたぁ、ない」(サングラスのオジサマ風に)
「それは人による」と言っていい事案でしょう。
性別による性質の違いがあるのは自然であり当然ですが、性別論にこだわる必要はありません。むしろ、性別論にこだわると危険でさえあるのではないかと思っています。
男だから仕方ない?女だから○○するべき?
わが夫はよく憶えてるんです。記念日を。
憶えているうえで、お祝いしません。【記念日】と【祝う】の間の配線が繋がっていません。うぅ(涙)
ある日、私が夜中まで仕事をしていると、夫がトイレに起きてきました。
「日付けが変わってる。誕生日だナ」と声をかけてくれましたが、花一輪くれるわけでもありません。
オナラをして去ってゆく。
結婚記念日。
妊娠が判明した日。
引っ越した日。
「お、今日は◯◯の日だな」と言います。
それだけです。
ただ、自分の誕生日をダイレクトメールに教えてもらう前に夫に教えてもらえるのは嬉しいかな。
そういえば、一昨年に菊の花を買ってきたことがありましたっけね。
なぜ仏花。
追記:ガーベラとチーズケーキを買ってくるようになりました~~~!人は変わる!
女だけどプロポーズしました
思えば、ティーンの時からデートの行く先を決めるのは私でした。
お泊りデートや遠出のデートは私が計画を立て、ホテルの予約を取り、ご当地グルメを探し、藍染め体験のひとつでもしてみようか。そういえば、葡萄の産地だからワイナリーもあるな。ここからちょっと走れば炭酸泉が湧いていたはず。
…あたしゃ、観光ライターか。
20代半ばくらいまでは、「どうしてもっと積極的に一緒に考えてくれないのよ!私に全部やらせてヒドイ。あなたは楽しみじゃないの?」などと落ち込んだり悲しんだりすることもありました。20代半ばですし。
しかし、「俺が迎えに行くまで待っていろ」という男性との遠距離恋愛を通して、「待っていられん!」と己を知ることができ、開眼。
私は私のやりたいようにやりたい。
「男が積極的にイニシアチブを握り、女はそれを喜ぶもの」という意識は(もともと低かったのですが)、激減しました。
性別によって行動や発言を制限されるのって、すごくヘンなのではないか?
異性に、「男なんだから〇〇するべきだ」と求めることも、
同性に、「女なのに〇〇するなんてダメ」と批難することも、
結局は自分が辛くなるだけでないか!
占いをしていると多様な人・生き方と出会える
占いのお仕事をしていると、生物学上の性別と心の性別が一致しない方にも多くお会いします。
男性の心と女性の心が同時に存在している方も多いですし、恋愛対象は女性(男性)だけど女装(男装)が好きな方もいらっしゃいます。
私自身のホロスコープを見ますと、牡羊座で火星と金星がぴったり重なっています。そのせいかどうかわかりませんが、私のなかには確実にやんちゃな男の子がいます。
●【LGBT】同性愛者・性別違和(トランスジェンダー、性同一性障害)などについて~「男だから・女だから」論は窮屈~より
ですから、「男の脳は共感性が低い」「女に生まれたのだから女を楽しまなきゃ」と思うのは個人の自由ですが、他者に言うものではありません。
「男ってヤツは」によくありがちな、
✅ヘアースタイルが変わっても気づいてくれない
✅嫁姑問題を見てみぬふりをする
などがありますが、これらも相当に個人差があり、ひとくくりにできません。
わが夫は↑の問題に関しては該当しません。むしろ、私の方が夫の髪型の変化に気づかないくらいで、夫に「なんでわかんねぇんだよ」と不機嫌になられます。
性別よりも、その人の性格とその人が置かれている環境に感心を寄せてみてください。生まれた国、勤めている会社、パートナーの性質……などによって思考も価値観も変わります。
性別による先入観ありきでパートナーに接するのはもったいないように思いますよ。